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須藤 悟

2022/12/01ヒコバエあり

誠に申し訳ございません。


お米に”もの凄くこだわり”を持っていらっしゃるお客様は、当法人からのご購入をお控えくださいますようお願い申し


上げます。


といいますのは、一昨日「石井稔 無農薬有機栽培米・命を救うコメ 病気にならないコメ選び」(著者 澤田 友


昭 監修 石井 稔)を読みました。石井さんのお米はいろいろな賞も受賞しております。興味がある方は是非お読


み下さい。


とても目から鱗が落ちる事が沢山書いてあったのですが、その中で自分でもすぐに確認できると思った”ヒコバエ”につ


いて、昨日、自分の田んぼで確認しました。


ヒコバエとは、まだ成長(登熟)しきっていない稲を刈り取ると、硝酸態窒素といわれる人体に良くないものがまだ


タンパク質成分に変っていない為、切株から生えるものです。稲がきちんと生長(登熟)しきってから刈り取ると、


硝酸態窒素は全てタンパク質成分に変る為、ヒコバエは生えないと本に書かれていました。


それを自分の田んぼで確認した結果、若干ヒコバエが生えておりました。なので当法人のお米は、若干硝酸態窒素が


残っているお米になります。9月末日から草に負けた田んぼ(大失敗の田んぼ)の稲を、人力で鎌を使用し刈り取り


棒がけして乾かしておりました。その人力で稲刈りした箇所はヒコバエが生えておりました。


ただし、大部分は10月25日前後(新月の頃)にコンバインにて刈り取りまして、ヒコバエは生えておりませんで


した。


硝酸態窒素はどれだけ摂取すると人体に有害なのかという点では、専門家でも意見がわかれているとも書かれていま


した。


その他も含め今回、当法人の判断としては販売等を続行させて頂く、と判断致しました。


ただ、冒頭の通り、ご購入の際はご検討下さいますようお願い申し上げます。


次回からの稲刈りでは、今回勉強したことを取り入れて、早刈りはせず稲全体がしっかり黄色くなってから、成長


(登熟)しきったのを見極めて稲刈りをし、さらに安心・安全なお米を提供できるようにしていきます。


須藤 悟

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